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seri::diary

プログラミングのこととかポエムとか

継続的生き方改善

ポエム

こういうことはどこに書けばいいのか、誰に吐き出せばいいかよく分からなくて、そうだ俺には私的なブログがあるではないかということで「ポエム」カテゴリーの創設と相成った。

TL;DR

  • 最近読んだ本に「人生で成し遂げたいことを見つける事が重要だ」「今の若い人は自分が本当にやりたいことを知らない」と書いてあって圧倒的つらみ
  • え、じゃあ俺どうやって生きてきたん?って考えたらその場その場での「やりたい」ことに寄せていって、結果的に今は満足度高いやん。やったぜ。
  • 明確な「やりたいこと」が無くても小さな「今はこれやりたい」「これ好き」「これ嫌い」ということはすぐ見つかるのでそれを頼りにやりたいことが出来るように努力していると人生そこまでつらくなくね?って最近思ってる

意識高い本を読んだのさ

自分は月に3〜4冊ペースで色んな本を読むのだが、最近読んだ自伝的な本の中に「最近の若い人はやりたいことを知らない」「まず自分が本当にやりたいことを知るべきだ」という主張が書かれていた。しかも1冊のみならず2冊。

たまたまどちらも自伝で、社会的に成功している人の話だからそういうことが書かれていたのかもしれないのだが、それを読んで「ほほー。自分の場合はどうだろ?」と考えだしてみたら、非常に恐ろしいことに気づいてしまった。

自分はやりたいことが無い。

いやいや、相変わらずプログラミングは好きだし、今の職業自体には満足しているじゃんよ。少なくとも「やりたくないことやってお金をもらっている」のではなく、「好きなことをやってお金をもらっている」状態に近い。

じゃあやりたいことやれてんじゃん?ってずっと思ってたけど、ではこの先もずっとどんな形であれ現場で開発し続ける1人のエンジニアで一生を終えて満足だろうか?他にやりたいことは無いだろうか?と考えた時に、正直自分は一生エンジニアで一生を終えても満足出来ると思う。一生会社員でも満足出来ると思う。というのは本音だった。

けれど、それは残りの人生の日々の生活が「エンジニアとしての日々」であったら良いな、ということであって、人生において成し遂げたいことではない。

では自分は何を成し遂げたいのか??…と考えると、「正直何もありません」というのが今の回答になる。

マジか俺!エンジニアとして成長し続けて生き続けて死ねたらそれで満足とか、そんな何も目的のない人間だったのか俺!そんなつまらない人間だったのか俺!ということに気づいたのがちょうど3ヶ月ぐらい前。

やりたいことがないとつらい?

自分の周りには明確にやりたいことがある人間が数人いる。他にも「お前何がやりたいん?」と聞けば答えてくれる人がいるかも知れないけど、明確に答えを聞いたことがあるのは数人しかいない。

「お金を稼いで働かなくても良いようになりたい」というやつもいて、それは確かに明確だ。彼にとって人生において

  • 「働かなくてもいいくらいお金を稼ぐ」

ということが人生で成し遂げたいことであって、

  • だから仕事も儲かることを優先的にやりたい、

とのことだった。非常に筋が通った話だ。放っておくとマグロ漁船かベーリング海のカニ漁船にでも乗りかねないのでもし相談されたら止めておこうと思う。

じゃあ自分はどうやって生きてきたのさ?

自分の職歴を振り返ると

SIerでSE

Web制作会社でエンジニア

自社サービス会社でエンジニア

受託開発会社でリモートワークしながらエンジニア

という感じになる。

SIerを辞めた時に思っていたのは「便利なWebサービスを作りたい」ということだった。だから独学でphpを勉強して良く分からないサービスをドメインまで取って公開したりした。

けど自分1人で作りたいとは全然思ってなくて、一緒にサービスを成長させていく仲間とチームでサービスを作っていきたいというのが最終的なゴールだと考えていた。

「作りたい」というよりは「同じ志を持った仲間が欲しい」が本音なのかも知れない。

なのでそれができる自社サービス会社に入ろうとしたが、プログラマとしての職歴がなければ難しいと考えて、まずはプログラマとしての職歴を持つために運良く内定を取れたweb制作会社に入ったという感じで、その後に念願の自社サービス企業に入社してサービス開発に携わる事が出来た。

ああ、やりたいことをやれているな、と思っていたはずなのだが、元々考えいてた地方で暮らしてみたいという別の欲求も強くなって、今度はそちらを実現させてみることにした(が、その結果色々わかったことがあって方向転換)、というのが今の状態である。

こうやって順番に書いてみると、自社サービス会社でエンジニアとして働くことができている時点でもう自分がやりたいことは満たされていた。

それでも自分の内から「やりたいこと」は見えてこなかった。ずっとこの会社にいて働き続けることはできるけど、それも何か違う、という違和感があったのも事実である。

単に移り気が激しすぎるとか飽き性だから、という理由もあるにはあるのだが、それでも自分の人生において道標となるような何かが見つからないせいで迷い続けているのも事実だと思う。

それでも今の生活はそこそこ満足できている

それは今好きなことを仕事に出来ているから、に尽きる。

エンジニアとしてコードを書くことを生業としていられる。堂々と仕事としてコードを書いて他のエンジニアと設計や実装について議論していられる。それが仕事だから。

そういう日々が今は楽しいと思える。以前はそうではなかった。

SIer時代は仕事がイヤでしょうがない時期もあった。

とにかく仕事がつまらなくて、自分でコードを書けない不満ばかり溜まっていて、早く抜け出したい一新で帰宅してからずっとphpの教本を写経したり掲示板もどきみたいなのを量産して勉強していた。

あの時は本当に仕事が「したくないこと」で、「やりたいこと」をやるために邁進していたのだと思う。コードを書くことが人生で成し遂げたいと思えることではなかったけど、あの時点では「自分でコードを書ける仕事をする」ことがやりたいことだった。

それが前述した通り次のステップで「自社サービスを開発するメンバーとしてチームで開発する」ことが次に目指すものになった。だからweb制作会社でも必死に仕事をしていた。

目の前には「今すぐやりたいこと」なら転がっていた

という感じで、自分の過去5年ぐらいを振り返ると、その場その場での「やりたい」と思えることはあって、それを達成するために努力して実現させてきて、その過程で自分が満足できる生き方に気づいたり、それに現実を寄せていくための活動を継続してきた、ということなのではないかと思う。「継続的生き方改善」とでも言ったところか。

それを支えてきたのは「今やりたいことを絶対やるんじゃ」と決めて、それに必要なことを学んだり身につけたりするために努力し続けた結果なのではないか思う。

今でもエンジニアとしての勉強は継続しているが、それは単に業務で必要なためというよりは、自分が何かやりたいことが出来そうなチャンスが来た時に、そこに飛び込む為だと考えている。

趣味でやっている部分もあるのだが、それ以上に「こういう会社のこういうチームでこういう求人が出ていて、そこに自分が行きたくなった時に飛び込めるかどうか」ということを基準に考えている。人間性やマインドはマッチしてるけど、スキルが足りなくてダメ!って言われるのは自分の努力不足だしな。

で、そういう生き方はどーよ

こういう生き方が本当に良いのかどうかは自分がもう少し長く生きてみないと分からないが、自分としてはこういう生き方が好きだと思う。

まぁ、それなりに歳も取ってきて年収も増えて、金銭的に若干余裕のある独身ならではのなせるワザなのかも知れない。それでも自由であるうちはこの生き方であり続けたい。結婚したら考え方変わるかもな。

相変わらず人生の目標とやらは見えないし、カニ漁船に乗ってでも金儲けして将来ダラダラ過ごしたいとは思っていないが、それでも継続的に自分の生き方を満足出来る方向に寄せていくこと、寄せるための努力を続けること。それがどうやら自分には合っているようなので、それがいいんじゃねーかな、ぐらいに最近は思えるようになって、ようやく気がラクになってきた。