クックパッド主催の「第3回 開発コンテスト24」授賞式・LT大会に行って来ました。
今回はそこで感じた感想など。
この開発コンテストはお題に合わせてアプリ・webサービスを24時間以内に完成させて提出するという企画で、今年で3回目になるイベントです。
コンテストHP
今日行ってきたのは、コンテストの授賞式と、参加した方々の中から11チームが自分の作ったサービスについてLTしてくれるイベントです。
なんと懇親会付きでクックパッドの方々が作って下さった料理を食べつつ、酒を飲みつつLTが聞けるという何とも太っ腹なイベントでした。
発表スライド、関連ブログ
- togetterまとめ
- 発表スライド『Vibee』
- 発表スライド『Charge Badge』
- 発表スライド『俺新聞』
- 発表スライド『はなきん!』
- おやすみのシャワーを浴びて眠ろう!「おやすみシャワー」をつくったぼくらの24時間
- おやすみのシャワーを浴びて寝るために僕らがしてきたこと
- 第3回開発コンテスト24 表彰式 に行ってきた #24contest
個別のLTについては多分あとからust録画が配信されると思うのでそっちを観ていただくとして、皆様のLTを観てて感じたことを、普段の業務と結びつけて何点か書いておきたいと思います。
1.何時間でどれくらいモノが作れるのか?を見積もるのは大事
数チームが今回の作業における時間配分をLT内で説明してくれましたが、受賞するレベルのチームだとその辺の計算がよく出来ているなと感じました。
実際の業務でもそうですが、かけられる時間と、その時間で何が出来るかを見積もるのは非常に大事ですが、作業時間が短ければ短いほど「何時間かければ何が出来るか?」を正確に見定めるのは大切です。
業務において、かけられる時間と作れるものの規模の関係はいつでも問題になる話ですが、だからこそ我々エンジニアは自分が何時間で何ができるか?を常に意識して業務に当たることが重要だと言う事を、この「24hしかないPJ」を見て改めて思いました。
2.常にshippableなものを作り続けることは大事
「常にshippableなものを作り続ける」
今年のLTの明言じゃないですかね。
特別賞「おやすみシャワー」のチームのLTで出てきた言葉です。
これって「アジャイルサムライ」に書いてあった「確実に動く小さな物を作り続ける」ってやつと同じ精神ですね。(違ったらごめんなさい(´・ω・`)
マジモンのアジャイル開発や!すげぇ!と普段ウォーターフォールでモノを作ってばかりで、アジャイル開発に憧れる私は変な所に感動していた訳ですが、これも短時間で「どこまで作れるか分からない」時の開発では凄く重要だなぁと思いました。
「ここまでやろうとしたけど時間がなくて中途半端なものになった。一部変に動かない」
「ここまでやろうとしたけど時間がなくてこの機能は削った。しかし確実に動く」
この2つならどちらがプロダクトとして優れているか。
「ユーザーに公開できるバージョン」を早く、いくつも作り続けていくことが、時間のない中でのプロジェクトには凄く大事だなぁと思いました。
アジャイル開発をしているWebサービス開発現場だといつもこんな判断をしてるのかなぁ・・なんて思ったり。
因みにこのチームの24時間を記した、井原さん曰く「クソ長いブログ」は↓
おやすみのシャワーを浴びて寝るために僕らがしてきたこと
第3回開発コンテスト24 表彰式 に行ってきた #24contest
3.便利なものはドンドン使うべし
みんな大好きtwitter bootstrap!
今日LTしてくれた多くのチームで多用してましたね。あとは実際に公開されたものを見るとjQuery mobileでGUI作ってる人も結構いたような。
ただ、今回みたいなコンテストでは良いとしても、実際にリリースする時はGUIの作り直しはやっぱ必要なんだろうなぁ。。多分。
ただ、私みたいに普段の業務でプロトタイプを量産するタイプのエンジニアにはこのようなツールは重宝しそう。
あとFWはRuby on Railsが多かったですね。これも高速開発の秘訣なんでしょうか。。
私はMVC FWだとstruts,cakephp,zend fwぐらいしか経験がないのでRoRがどれくらい凄いのか分かりませんが、これを機に勉強してみようかなと思います。
4.一人は辛い
来年は誰かとチーム組んで出よう(´;ω;`)
5.井原さんのコメントが面白かったwww
是非ust御覧くださいw
最後に
今回の開発コンテストでは、私は何も作ってませんでした。理由(言い訳)は後述
そのせいで、「何作ったんですか?」と聞かれて「何も・・」と答えなきゃいけないのは非常に辛い所があり、タダ酒飲みながらLT見に来ただけやんけ!となってしまうのが非常にもどかしく思いました。あんまり話にも加われなかったしなぁ。。
なので、今年は途中で挫折してしまいましたが来年こそは絶対何か作って参加しします!
そしてクックパッドで美味しい料理をご馳走になります!
まってろルンバ!
あと、普段は一方的にLT聞くだけのイベントばっかり出てて、あまりエンジニアと交流するイベントに出なかったビビリの私ですが、今日は数人の参加者の方とお話できて楽しかったです。
Web系の人もいればSI系の人もいれば学生の人もいる、と色んな人が居て、そういう人が同じフィールドでモノづくりで交流できるってのは素晴らしいことだなと感じました。
今後ともエンジニアさんとの交流の幅を広げていけたらなぁと思います。
最後に、コンテストに参加された皆さん、及び運営に携わったクックパッドの皆さん、今回は本当にお疲れ様でした。
オマケ:コンテスト当日の私のヘタレっぷり
サーバーは遊んでるさくらのVPSがあるし(前に私が「すぐ何とか」っていうクソサービスを回してたサーバ)、出る分にはタダだから勉強のつもりで出来ればなーと思ってました。
そして当日
AM 7:00 起床
AM 8:00 朝食を取りつつお題発表のAM9:00を待つ。。
AM 9:00 お題キタ━(゚∀゚)━!
AM 9:01 ネタを考え出す。
AM10:00 ネタを考える
AM11:00 ネタを考える。
AM12:00 ネタを考える。
PM 1:00 ネタを考える。この頃からTL上で「実装始めた!」という参加者のツィートがちらほら。
PM 2:00 息抜きにBF3を始める
PM 4:00 ネタを考える。
PM 5:00 考えるのを止めた
PM 6:00 すべてを諦めてニコ動を観始める。。。
ということで、結局ネタがまとまらずに何も作れませんでしたorz
自分でも情けない。「何でもいいから作って出そう!」と思ったのに自分の中で考えがループして、自分で「これだ!」と思えるものが思いつきませんでした。。。
途中まで思いついたのは、平日帰宅してから寝るまでの時間に勉強やら読書やら、毎日継続して続けていけるものの時間を管理したり、達成度合いをチェックできるTODOアプリ。
自分にとっては平日=朝から晩まで仕事なので、楽しい時間と言えばまぁ帰ってから寝るまでに読書したりプログラミングしたりニコ動観たりする時間だよなぁと。
この時間を有意義に使えるアプリがあればなぁ。。
でもそれで1日の終わりが楽しくなるかっつーとまた微妙だよなぁ。。なんかプラスアルファが無いとダメだよなぁ。う〜んう〜ん
とやってたら気がついたらマウス握ってBF3で戦場を駆け巡っておりました。根性なしでごめんなさいごめんんさい
が、フタを開けてみれば同じ「TODOアプリ」で出してきた人が数人。
やっぱりみんな考えるんだな〜
会場で会った人にアイデアを話したら「そこまで考えられてるなら作ればよかったのに。俺らも似たようなアプリ作ったし」とのことorz