とあるタスクに対して
「ここは○○使って☓☓にした方が将来的に拡張できるし機能的にイケてるからそうしたい」
という思考と
「ここを直してもKPI改善効果は低い他のタスク優先すべきだ」
という思考とがよくぶつかり合うようになった。
それがとてもつらい。
仕事としてコードを書いている以上、後者の視点を常に持ってタスクの優先度を決定していくべきなのだが、それってエンジニアじゃなくても掃除のおばちゃんでも出来るじゃん?っていうケースが多々あって、例えばとあるフォームのtextareaのrowを10から5にすることで、ユーザーが「沢山入力しなきゃいけないの?めんどくせー、ニコ動でも見よ」→"離脱"になるケースを減らして離脱率を上げるとか、デザイナの修正したhtmlをjspやvmに書き換えるお仕事とか、大量のレビューとテストとか、まぁそんなお仕事に毎日忙殺されてて、正直エンジニアとしての自分を持て余してる。(レビューとテストは重要だけども)
自分以外のエンジニアもこの問題に直面するケースってあると思うんだけど、そういう場合は業務外でOSSの開発をしたり、自分のサービスを作ったりして解消するんだろうけど、なんかそういう所で発散されるパワーって世の中をより良く出来る可能性の損失と考えれば勿体無いなと思ったり。
そのパワーを仕事にすることは出来ないのだろうか。つまり、自分が一番パフォーマンスを発揮できることを仕事に出来ないのだろうか。最近そんなことをずっと考えてて、というのも自分の人生、特に脳みそが元気で大量にインプットできる若い時期なんて時間が限られてるわけで、「やりたくねぇことやってる暇はねぇ」な訳。
自分の場合、20代の時間はもうあと3年もなく、30にもなればどういう価値を出せるかがもっとシビアに問われるようになる。正直まだ何もできていないので焦っている。
とりあえずは今自分が作ってるslidesearch.jpでSEO含めた実験とかGAを使うノウハウをためてみたり、railsの不便だと思うところでgemを書いてみたりと、とにかく手を動かす時間を確保しつつ、どうすれば矛盾を解消できるかを考えたい。空き時間をとにかくエンジニアとしての価値を磨くことにコミットする。
そんなことを思った2013年度下期のスタート