コード改善 meetup #1 というmeetupが新たに始まると聞いて、エモい話ばかりブログに書いてる身として参加するのが義務であろうと思い、LTしてきた。
発表スライドはこちら。
内容としては大して書いていない。これまで自分が所属してきた開発組織で体験してきたことをベースに、コードレビュー運用で起こりがちな問題と、それに対処するためのちょっとしたtipsを紹介した。
このmeetup、工夫されていた点として、単に発表者が発表して終わるだけではなく、その後発表された内容について参加者全員がディスカッションをする時間が確保されていた。
自分の発表の内容は、大抵どこの組織でも共感されやすい内容だったこともあったのか、いい感じに盛り上がって、
- 「わかる」
- 「うちも同じような問題がある」
- 「うちは書いた人以外が全員でレビューしてる」
- 「全員はつらくない?」
- 「書いてるものによる?」
- 「うちはそもそもレビューの文化がない」
- 「ところでみなさんのチームって何人ぐらいのチーム?」
- 「レビューコメントのつけ方ってすごく気を遣うよね。絵文字を積極的に使うとか」
- 「レビューでdisり合いしてるんだけどそれでもうまく行ってるので特に気を遣ってない」
など様々な質問や意見が飛び交った。
参加者のバックグラウンドはSIerや自社サービス会社など異なっていたようだが、どの開発チームも同じような問題は多かれ少なかれ抱えているようだった。
他の発表についても色々な議論が飛び交って面白かった。その一部については参加者の一人の方がまとめてくれているのでリンクしておく。
この手の答えが出ないテーマをもとにディスカッションするのは面白いのだが、うまく自分が感じている課題を整理して参加しないとただ「うちもこういうのが大変でさ~」「うちもだよ」という不満を共有して終わってしまう危うさもあるように思う。
建設的な議論をするためには「つらい」とか「しんどい」という私情をこらえて、問題を客観的かつ広い視点で捉えて議論する必要もあって、今後参加する時には気を付けていきたいと思う(そういう意味では今回は非常に参加者の皆さんは建設的な議論をされていて大変よかったと感じた)。