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日常

楽しめるものがなくなった

気がつけば趣味らしい趣味がなくなってしまった.

かろうじてFPS(OW)は続いているのだが,趣味と言われるとどうなのかという感想になる.ランクマでの一定の目標を持ってやっているとはいえ,どこかのコミュニティに所属している訳でもなく,野良で一人黙々とランクマを回し,たまにプレイ動画をYouTubeにアップロードしているだけである.そのような活動を趣味と呼べるのかどうか甚だ疑問である.10年以上前にFPSのクランに所属して夜な夜なクラン内で紅白戦をしたり他クランとの試合をしていた時期があったが,あれはそれなりの時間と労力をつぎ込んでおり,かつ人との交流もあったことから趣味と呼ぶに値する活動だったのではないだろうか.

FPS以外だと,過去に6年間ぐらいアマチュアマンドリンオーケストラに所属していた時期があった.クラシックギターのパートだったのでこの間はクラシックギターが趣味だと言えた.クラシックギターだけで見ればその前にも大学のクラシックギターのサークルに所属していたので,結構長い間やっていた趣味と呼んでも嘘にはならないだろう.しかし,今はどこのオケにも所属しておらず,プライベートでも一切弾いていない.住んでいるマンションは楽器禁止だし,近所に練習場所を確保しにくい地域に住んでいる.そもそも純粋に音楽をやるモチベーションも無くなってしまった.

趣味プログラミングも気が付くとほとんどやらなくなってしまった.今は仕事以外でコードを書く機会がほとんどない.つい1年前まで狂ったように謎のOSSを量産していたり半年前まで競プロもやっていたはずなのだが,何かもう何もする気がしなくなってしまった.せいぜい機械学習Computer Visionの本を読む程度で,コードは数式の定義を確認したりするのに使う程度になってしまった.

どうしてこうなったのか理由は分からない.今は何をやっても「心から楽しい」と思えなくなった.「少しは楽しい」はそれなりにあるが,すぐに空しくなる.鬼滅の刃のテレビシリーズも劇場版も観たが,その話題性に反してどこかで観たような要素の詰め合わせ*1に「一回観たら二度と観なくていいや」という気持ちになった.ジャンプ連載中のチェンソーマンも読み始めたころは純粋に楽しめていたが*2,今は惰性で読んでいるに過ぎない.

*1:ジョジョの1部と2部を足して0.15をかけたものに3部に0.7をかけたものを足したような感じ

*2:しばらくレゼ編の喪失感を引きずるぐらいにはハマっていた